ゾゴック(UC版)

「機動戦士 ガンダムUC」より、ゾゴックです。さて、あのEP4の衝撃から発売されるまで長かったゾゴックですが、ようやく手に入れる事が出来ましたねぇ。本編での活躍は今更語る必要も無いですが、それでも「あの」ゾゴックがここまでかっこよく描かれようとは・・・小学生の自分に言ってやっても多分信じないだろうなぁとか思う程でしたね。片腕もがれても果敢に攻め込む姿はこれぞ見たかったMSの肉弾戦だ!と感動すら覚えました。昔のキットも紅白の配色の所為かイマイチ食指が動かなかったですから、今回初めてゾゴックというMSに触れた訳です。大体、素の設定のままだと「ブーメランカッター」と「アームパンチ」しか武装が無い訳ですからどう聞いても機械獣のカテゴリーだろうと思っちゃう訳ですよ。その点今回はグフのヒートサーベルとシュツルムファウストを装備して出てきたんでもうそれだけでおおっ!と声を上げてしまう感じですよねぇ。しかし、あのカッターってどういう構造で投擲してるんでしょうねぇ?装甲厚保のありそうなカプールの胴体にざっくりと刺さってましたから相当な威力があるのは確実ですが・・・うーん、ジオン脅威のメカニズム!まあでもこうなると残りの2機種も・・・とか思いますがさすがにもう無理かな、出番的に(笑)
さて、キットの方ですが良い出来です!どう見ても動かなそうなデザインでよくここまで!と思います。ただ、残念な部分が2つ程・・・腰部から背面に繋がる動力パイプの所為で胴体の回転が全く出来ない事。平手が付属しない事です。前者はパラス・アテネに付いてた様なゴム製の物で解決出来たハズです。ケチったって事でも無いと思いたいですが・・・後者に関しては特殊な形状なので他キット等から持ってくるとか出来ないのが最大のマイナス点ですね。わざわざ武器握り用とパンチ用拳骨で別々に用意出来るなら・・・とも思いますが。今回は両方特に対策はしてませんが、やるとなるとちょっと大変そうですね。それと、毎回何処か肉抜き穴があるHGUCですが今回は親指の内側という結構目立つ所にあります。根気が必要ですが4個分埋めています。それと、これは完全に個人的な趣味の問題なんですがヒートサーベルの形状が気に入らないので刀身はまるっと作り起こしで換えています。ただ、換えたのは通常刀身のみで赤熱状態の物はキットのままです。いや、結構作るの大変なんすよ。あとはカッター露出部分だけ鋭角化し、モノアイを発光式に。モノアイシールドは軽くスモークを吹いて劇中の様な感じを演出しています。

そんな訳で完成しました。いやあ30年前は正直なんじゃこりゃとか思ってましたがこんな強そうな感じになるとは!実質配色と各部のデザイン的なブラッシュアップを追加しただけなのに!しかし、これでEP4ネタはほぼ終わりな感じなのが残念です。アレとかソレとかまだまだ欲しいMSが出てないんですがねぇ。


2013/9/10完成
HGUCシリーズ(161)
メ−カー:バンダイ
全高12p

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