シルフィード/ランサータイプ



「シルフィード」より、自機SA77-シルフィードのランサータイプです。さて、基ネタであるシューティングゲームは初出が1986年と結構な古株でして、私自身ゲームはプレイした事はありませんでしたが何故かシルフィードというタイトルのSTGが有ると言う事だけは知ってました。そんなシルフィードがプラムさんという新規メーカーから出るという事を聞いたのは地元模型サークルMJMCでプラムさんに直接キットの原型を見せて頂いた時でしたね。とても繊細なモールドを施された原型はこれがそのまま出るなら欲しい!と素直に思える内容でした。今回のキットはメガCD版と言う事ですが、このいかにもSTG自機然としたシルエットはSTG好きから見れば何とも魅力的なアイテムでした。で、なんとかキット化まで漕ぎ着け訳ですがその時まずは一機製作してくれないか、と言う話を持ちかけられ、んじゃあ報酬はキット1個で(笑)という事でコクピット部分に発光を仕込んだ物を組み上げホビーショーか何かで展示してもらいました。その後エンディングに出ていたと言う長砲身を持つランサータイプも出まして、この時も好きに塗ったヤツを作ってくれという事で今回のこのランサータイプを作ったのでした。(これも展示してくれたらしいので覚えてる方も居るかも)この塗装、何処かで見た事ある様な・・・と思った方は居ますかね?実は・・・遊ぶにしても塗装での事なので何か面白いネタは無いかな、と手持ちの航空機デカールを眺めてた時にあの激戦区の日本人傭兵のマークが・・・そう、実は途中まで尾翼にあのマークを貼るつもりで塗っていました。しかし8割位終わった所でさすがにそれはアカンか、と思い直し宇宙機らしさを出そうと大きめのナンバーを張って完了としました。さて、キット内容は分割線もさほど出ず組む分には週末モデリングで行ける程だと思います。が、新規メーカーの一発目だからでしょうか、使ってるプラ材がとにかく硬い!ダボのはめこみ部分やパーツ接合部分など過負荷が掛かる所が割れやすい!さらにスミ入れにも弱く前述の一機目はかなり難儀しました。実はこの機体の他にもう一機手元に有ったのですが(これも塗装で遊んだヤツで自分的には割りと気に入ってたんですが)主翼接合部や武装ポッド近辺が粉々に砕けてしまってこれは直せるレベルじゃないなぁ・・・と泣く泣く破棄となりました。まあ、ダライアスのシルバーホーク以降は修正されてるみたいですが。

そんな訳で完成しました。どちらかと言えばこのランサータイプの方がよりSTG自機らしくて好みですね。完成そのものは発売時期に出来ていたんですが部分的に破損してしまっていていつか直そうと思いしまいこんでいた物だったんですが今回補修しての撮影となりました。プラムさんの今後はSTG機では無くアニメ内登場の架空機にシフト、かな?
 

メ−カー:PLUM
スケール:1/100
全長27cm

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