ローゼン・ズール/EP7版

「初めて逢った時から気に食わなかった!!」

「機動戦士 ガンダムUC」より、ローゼン・ズール/EP7版です。さて、色々と袖付きのMSを作ってきましたがいよいよローゼン・ズールです。いよいよと形容するのはそれなりに訳がありまして、まあぱっと見でも判断可能な面倒臭さそうな全身に入る紋章と面構成の複雑さから来る仕上げの手間を考えて実の所通常版が出た当時でも「うわ、これどっしよっかな・・・」と悩んでいたんですが登場早々に右腕をもがれてしまいシールドを急遽替わりに付けるという痛々しさに感銘を受け(?)このバージョンで作ってみるかと考えていた所なんとEP7版としてキット化が決定。ならば、と今回の製作となりました。しかしまあ、作ってみると部分的にギラ・ズールのパーツを流用してるとは言え華美と言っても過言では無い装備と装飾が何ともやり過ぎな感じをごっつりと醸しているのが面白い機体です。こんなのやネオ・ジオングなんか作ってるから貧乏所帯になんねや・・・

さて、キットの方ですがせっかく2種類出ているのであれば、という事でコンパチで・・・と言うのはウソで実は最初EP7版だけ作れれば良いやとそちらを先に作り始めたんですが、脚部等のピンクが実に難しく最初かなり濃い色を作ってしまい、間違いに気が付かずそのまま塗装。さすがにこれは違うだろ・・・とちゃんと色を再度作り塗装してみた所下地の濃さを隠す事が出来ず新たにその色で塗った部分と完全にチグハグな仕上げとなってしまったんですな。その時はヒザから下の部分だけがそんな状態だったんですが色々と後戻りが出来ずしょうがない、もう一個買ってくるかと出向いたらEP7版が品切れ・・・まあいいや、じゃあコンパチとするか・・・と今回の仕様となりました。ですんで別に2体作った訳じゃないですよ。ちょいと昔ならやってたかも知れませんが(笑)出来に関しては特に問題も感じる事はありませんでしたので爪等各部の突起を鋭角にし、モノアイの発光を仕込んだ程度で殆ど素組みで仕上げてあります。何か時間掛けて仕上げた所為かやたらカッチリした感じになってますが、まあそれだけキットの出来が良いんでしょう。しかし、これだけ苦労したピンクですが、肉眼での調合と画像を通した時の色の見え方が違うんですね。実物はもうちょっと緩い感じですがこうデジカメ越しだと設定上の色に近くなると言う・・・面白いモンですねぇ

そんな訳で完成しました。腕部の延長は片腕のみ、サイコジャマー(この文書くまでローゼスビットだと思ってた:笑)は2個だけ仕上げてあります。しかし、最近だとこういったEP7版みないなマイナーチェンジはプレバン送りとなってもおかしくはなかったんですが一般で出て良かったですよ。う〜んモノアイの位置は逆サイドの方が良かったかなぁ
 
2015/2/1完成
メ−カー:バンダイ/HGUCシリーズ(149:185)
スケール:1/144
頭丁高16cm

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