マイザー・ガンマ

「電脳戦記 バーチャロン」より、マイザー・ガンマ1Pカラーです。さて、ハセガワから牛歩ながらもリリースされてるバーチャロンアイテムですが、マイザー系が出たのも割と前になりますかねぇ本体のデザインは割りと好きな部類でしたが最初に出たデルタの武装があまりにも武装に見えないというか、三角形過ぎると言うか(笑)その所為で興味は沸かなかったんですが後に出たガンマの所持武器「マジックランチャー・レブナント37Ver2.8」、これならばデザイン的にも文句無い感じで(偉そうな意見ですが)やってみようかな、とか考えてた折友人がピンク成型の透明パーツが欲しいから購入した、と言う事でグリーン成型の透明パーツと交換で安価で譲ってくれました。マイザー系なら赤系統だろう、と考えてた私にとっては1Pカラーで塗るには丁度良いと言う事で貰い受けましたが、いざ箱を開けて仮組を始めてみましたがマイザー系につきまとう問題として「変形をどうするか」という問題にぶちあたり・・・つまり、そのままだと変形機構があまりにも複雑で脆弱なんで、作るならどっちかの形態に固定するかもしくは慎重なすり合わせを行って変形可能にするか、と言う事を思案するあまり長い期間放置する事となったのですが、つい先日その友人が組上げたマイザーを見て結構立体映えしてかっこいいなぁと感銘を受けて自分でもやってみたくなって、恐らくこのタイミングで作らないと永遠に作らないと思い(笑)製作へと至った訳です。
んで、肝心のキットはと言うとこれは確かに一度設計の変更が必要だったろうなぁと思わせる複雑で繊細な物でした。腕の重量物を保持する為の構造とか、肩フィンのスライドの固定方法とか変形用足首を収めた時のフィット感とかスゴイ所もある分頭部の分割とか脚部の分割とかイマイチな所も有り・・・まあ、ガンプラを作り慣れてる身としてバンダイならもう少し作り易い構造にしてくるだろうという考えばっかり浮かんでしまいますが、割りと練られた感心すべき所も多々有るのですがちょっと100点満点とはいかない辺りが残念と言えるかも知れません。変形も仮組状態ではあまりにも脆弱で「塗装して仕上げて接着」しないとどうにもならない所ばっかりで90%位仕上げてからじゃないと変形出来る仕様にするか決められないという大変な物で・・・結局一部変形の稼動に本体が耐えられない(脹脛の裏側が割れてしまうとかパーツが指定通り曲がらないとか)事が殆ど出来上がってから判明した為モータースラッシャー形態への変形は諦めました。 だったらもう少し気楽に作れたんですが・・・当然ながらセンサー部分の発光もバーチャロン形態オンリーでも不可能だったと思うので施してはいません。頭部だけでもとも考えましたがセンサー全部出来ないならやらない方が楽と言うことで。
そんな訳で完成しました。他の大型ガンプラと並べるとあの箱の中のパーツ群を組上げてなぜこの大きさしかないんだと思わないでも無いですがまあ、前述の通り立体映えする物だと思います。塗装に関してはハイエンドCGの色合いではなくカトキ氏の画稿を参考にしていますが、そのままだと紫部分の色が本体ピンクと似通った色でちょっと違うかなぁと言う事で結局は自分好みの配色となっています。


2013/8/10完成
スケ−ル:1/100
メ−カー:ハセガワ
頭丁高16p

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