ガンダムGP04ガーベラ



「機動戦士 ガンダム0083」より、ガンダムGP04ガーベラです。さて、「RE/100」のシリーズでGP04が発売されました。まあ、ガンダムタイプ色々あれど GP04ガーベラ程微妙な存在もないかと思いますねぇ。劇中登場したガーベラテトラがもしもデラーズフリートに渡らなければこうなってたというif設定のMSなんですがこの時点で今回の様なガンタムタイプのデザインは有り得ない訳ですからガンダムMKVみたいに何処かに居たかも知れないという事も言えないっていうね。そんな中途半端なMSもデザインが出た当時はそれなりに人気が有りガレージキットで幾つか出てましたね。私も0083のアイテムはそれなりに作ってきましたのでこのGP04を含めた試作機4機を揃えてみたかった時期もあります。しかし、当時は懐具合が貧しかった事もあり結局GP04を手にする事はありませんでした。そんなMSが今頃1/100のプラモで出るなんて良い時代になったもんだと思いますねぇ。何しろコレが出る前GP04を欲しいと思ったら高額を叩いてオークションか中古屋等で探すか(有るのかなぁ?)スクラッチしか手が無かった訳ですから。それが某所で買えばほとんど当時のガレキの定価の1/10の値段になる訳ですからね。何かGP04を使ったオラネタとか考えてる人とかには有り難いキットでしょう。例えばグリプス戦役まで残っててティターンズ仕様とかガンダムのままシーマ様に渡って専用ゲルググの配色で塗ってみるとか。まあ、私はGP01とかと並べたかったんで連邦軍仕様という感じで仕上げました。

さて、キットの内容ですが当時の明貴氏の画稿と比べると今風のプロポーションに調整されてますが、特徴的なラインを良く拾ってあると思いますしパーツ構成も工夫されていて本体には分割ライン処理が必要無い構成には感心します。しかし内容的には簡易キットみたいな感じなので通常のMG枠のキットなら別パーツ化されているだろうセンサー部分やバーニア等は一体化されている為こういった部分はやはり気になってしまいますねぇ。なのでバーニアに関してはピンバイスで穴を開けて対応。それにそのままだとちょっとバーニアの数が多過ぎじゃないか?とも思ったんで腰側面装甲上部やバックパック後面下部、側面上部のバーニアは埋めてあります。さらに脛側面、腰正面にあるセンサーに透明パーツを入れ、頭部カメラに発光ギミックを入れてます。その他はほぼそのままで、仕上げにヴァカ貼りして仕上げとしています。機体の設定時期を考えてカトキガンダム用とユニコーン用のを混ぜて貼って過渡期的な時期を意識してます。本体色もGP03寄りのウォームホワイトを使用しています。逆に青はコバルトブルーそのままで鮮やかな感じを狙ってます。

そんな訳で完成しました。しかし、ガレージキットだとこの長いブースターを装着した状態ではまともに立たせる事は難しかったでしょうねぇ。このRE/100で使われてるポリキャップ中々優秀で間接の保持が実に良い感じです。塗り分けに関してもガレキだと悶絶しそうな頭部、胸部周辺が分割されているのは有り難いですよね。今後もこのシリーズには色々と期待したいですね。
 
2015/5/18完成
メ−カー:バンダイ:RE/100シリーズ
スケール:1/100
頭丁高18cm:ブースター取り付け時奥行き19p

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