ガンダムDX



「新機動世紀 ガンダムX」より、ガンダムダブルエックスです。さて、本編が放送されていた96年当時、X関連のしょっぱい(笑)商品展開の中1/100のキットを結構頑張って完成させた記憶があります。まあどちらかと言えばヴァサーゴの方を頑張ってたクチですが、それでもごつい体型をスマートに見える様に、とかリフレクターのハニカム状モールドが嫌でミラーシールを貼ってみた、とか割合と改修を施したモンです。そんな思い入れのあるDXがMGでも出る、と言う事でかなり期待して待っていました。何か通常枠のMGを買うのが久しぶりでしたが出来はすこぶる良い物です!特にヒーロー体型とも言うべきスマートなプロポーションや各部のギミックは96年当時はきっとこんな感じにしたかったんだろうなぁと思い、妙な感慨が沸いてきます。パーツ分割も巧みでライフルやサテライトキャノン等普通だったら処理が大変そうな部位が完全にライン処理がいらない構造になっているのは感激しました。特に!フェイスの造形が素晴らしい!!以前からこのヒゲはなんとかならんのだろうかと思ってましたがこんな感じなら文句はありません。そんな褒めちぎりのDXですがほんの少々気になる部分が出てきましたのでいじっています。

とは言え改修部分は個人的に気になった所だけなんですが、まずはリフレクター。展開時の大きさを考慮しての取り付け位置かと思いますが本体との取り付け軸の丸い部分・・・この左右4ミリ前後ずつを削り本体側に近づけています。まあ、気持ち、程度ですが若干背負い物が大き過ぎる感が払拭する?かも?さらに腹部に有る稼動部分が背中の重量に耐え切れない様なので発光ギミックを入れる際ここに電池を入れる関係もありましたので固定としています。まあ、それでもサテライトキャノンを浮かせた状態で立たせて置く事は出来ないみたいで、いつの間にか地面に付いちゃう(これは脚部の稼動部が多いのが原因)みたいですね。あと背面バーニアもポロポロと落ち易いので固定。さらに上腕が抜け易いので(これは設計ミスなんじゃないかなぁ)ちょっと軸を太らせて対応します。あとは前述の通り頭部カメラに発光ギミックを入れて有ります。今回はチップLEDを使ったんですが理想通りの完璧な発光をさせる事が出来ました。ホントは胸部も光らせてみたかったんですが・・・配色も胸部や肩等の青い部分も若干薄めの配色としています。実はこの色96年当時塗った色まんまだったりします。肩の「DX」も当時はDXかXXかで悩んだなぁ。後は仕上げにエンドレスワルツのMSを参考にカトキ版っぽくデカールを貼っています。これを「ヴァカ貼り」と呼称しようと思います。

そんな訳で完成しました。まあ〜さすがにGファルコンも、とはなりませんでしたがまあ良く出来た模型ですね。リフレクターを展開した状態でシールドが保持出来る様になってるとか、OPで印象的なサテライトキャノンが左右に開いてる角度とか・・・発射体制で展示ベースに飾ると実に見栄えが良くかっくいいです!後、ビームソードはさすがにこの形状はどうだろう・・・って事で持たせてませんが(笑)これで当時の思いも昇華出来ました。って最近こんなんばっかだなぁ・・・ん?良い事ですよね?
 
2015/4/19完成
メ−カー:バンダイ/MGシリーズ
スケール:1/100
頭丁高15cm

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