ガイペロン級多層式航宙艦

「宇宙戦艦 ヤマト2199」より、ガイペロン級多層式航宙艦<バルグレイ>、<ランベア>です。さて、ガミラス艦セット1の頃には(丁度一年前程かな?)発売を危ぶんでいた三段空母ことガイペロン級ですが、無事発売されました。最初設定を見た時から「これは欲しい!」と切に模型化を望んでましたがとりあえずは三艦揃える事が出来そうです!実は私は幼少の頃何でも買ってあげるよと言われ大和、武蔵、赤城と並んでいた中から(何か当時は艦船にハマっていた)迷わず赤城を選ぶ位、戦艦系よりは空母系の方が好きだったりします。まあ史実の空母だと色々と模型的に大変だったりする訳ですが今回のガイペロン級の様にアニメの中に登場する空母ならばある程度は細かい事を気にせずにイケるというもの。なのでバンダイの英断にはかなり感謝しています!甲板上にズラリと艦載機が並ぶ姿は恍惚とするモノが有りますねェ!何か私はそういう部分に大いに惹かれる模様です(笑)実際、その設定上のサイズ(410m!)がヤマトより随分大きいですから、発売は無理なんじゃねえかなぁ・・・と期待はしつつ諦めてはいましたからね。しかもドメラーズV世の発売も決まり2199の20話で繰り広げられた「7色星団海戦」が再現可能とか・・・これは空母好きとしては無視出来ません!映像でも「あ、監督これやりたかったんだろうなあ」と思わせるランベアからの発艦シーンなどはモチベーションとしては充分な程で、しかもそのランベアから発売というのは狙ってるなぁと感じましたが今回は踊らさせてもらいました。しかも箱画の甲板の誘導灯等煌かせてる姿がメチャかっこいい!と言うことで全部は無理でも甲板、艦橋、エンジンノズル位は発光させようと購入以前から色々と必要な材料を集めておきました。
と、言う事で製作を開始した訳ですが発光用に使う光学繊維の扱いに慣れておらず甚だ苦戦致しまして・・・モデグラ誌の作例の様に基盤とか組める人ではないですからやり方は実にアナログな方法を使う訳ですが光学繊維の固定方法や配線の取回しなど最下段の4層目から順に上へと作って行った訳ですが4層目で既に失敗を犯し、LED等の厚みのコントロールも巧く行かないまま組み上げていった為2層目、1層目等はパーツがハマラない有様に・・・修正も効かないまままあとりあえず形にしましたが・・・作ってる途中で色んな所が破損したり無くしたり・・・まあ、単純にランベアは「失敗作」となってます。なので翌月に発売されたバルグレイではとりあえず完全な状態で完成させる事が出来ました。・・・ランベアはいずれやり直しますよええ。最大限困った事が一つ。設定上ランベア、バルグレイには艦載機が57機ずつ搭載されてるとの事なんですがキットを2つ買っても最大で42機しか付属してきません。残るシュテルグに付属すれば良いのですがどうも付属しなさそうなんですよねェ・・・このキットで不満があるとすればそこなんですが。並べて見ると3層目に20機、2層目に22機、1層目に15機並んでいる様なのでバルグレイには現在1層目以外に全機艦上戦闘機デバッケを載せてあります。画像で解るかな?この数が運用上の最大機数って事なんですかね?まあ格納庫が無い艦なんで野ざらし(まあ宇宙空間がメインだから良いのかなぁ)で係留してる設定だし。でもさらに気になるのが艦載機搭乗員や整備員が寝泊りする居住区が有るのだろうか?と言う事です。作ってみれば解りますがそういった余裕が船体に殆ど見受けられないんですよね。まあゲシュタム・ジャンプとか使えるし長期航海とかは無いんだろうけど、気になる・・・!
そんな訳で完成しました。実際、今回の様に電飾を施さなければとても作りやすく模型に慣れた人なら週末完成も可能な位作り易い良キットだと思います。適度な分割のおかげで分割線処理も殆ど必要としませんし、思ったより複雑な構成の船体を堪能出来る内容だと思います。ただ、やっぱり各艦には設定上必要な数の艦載機を付属させて欲しかったですねぇ・・・あと、甲板上に貼るデカールですが、まー全く使えません!白線は結局マスキングによる塗装です。まあ、艦番(?)とブラストディフレクターのマークは使いましたが。それとランベアUP時に有った2層目から生えるアンテナを追加。バルグレイでは各甲板先端の形状が違うので先端にある4本は入れず中央付近の長い物だけとしています。これだけでも大分空母らしさが加わるみたいですね。当然メカコレサイズの各艦載機も作ってますがまあ、それは3艦そろってから、と言う事で。早く全部揃えたい!


2014/3/8完成
メ−カー:バンダイ
全長41p/横幅10p(最大幅)

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