F−14D トムキャット

さて、恐らくはジェット戦闘機というカテゴリーの中で世間一般に一番知られているのはこのF−14ではないかと思います。映画「トップガン」に於いての活躍を始めゲーム等でも常連となってる存在なので飛行機に関して何も知らな〜いという層でも、これアメリカの飛行機でしょ?という感じの知名度でしょうし、私などがが今更語る事も無い浪漫溢るる機体です。そんなF-14も退役して随分経ちましたが未だに人気が高い機種ですよね。私ももう一度位は作りたいなぁと常々思っていました。そんな折モデグラ誌でマガジンキットとして完全新規金型で付録する、と言う報を聞いた時はさすがにびっくりしました。いや、それよりもまず浮かんだのは「何故この時期に?」という疑問でしたけども、まあそんな事よりもあのファインモールドが手がけると言う事も驚きの一因でしたね〜
そして待つこと3ヶ月。ようやく全パーツも揃い製作開始です。MG誌本文中の製作記事にある通りとても組み易く各パーツの合いが凄まじく良いです!数年前現用飛行機を色々と作り倒していた時期1/48のハセガワ製F−14にも手を出しましたがその組み立て難さから様々なミスを重ねてしまい、結局製作を断念せざるを得なかった事を記憶していただけにこの複雑な形状の空気取り入れ口周りの形状が破綻無く組み上げられ、かつ全体に施されるモールドも何段階も上のレベルなんですから、これはもうこれ以上のF−14の模型は存在しない、と断言出来ますね!まあこれで初めからシートベルトや機首ピトー管の真鍮パーツとかが入ってたら・・・とも思いますがそこまで言うのは酷と言うモンですかな。ただ、これは私の組み方の所為かも知れませんがキャノピーの合いが若干悪かったのが残念な所ですが、まあ、それも強いて上げるなら、というレベルですのでこのスケールに於いてはパーフェクトなF-14と言えるでしょう。武装は実機の画像を色々と漁ってみましたが今回作ったVF−31のCAG機がランターンポッド以外何かを搭載してる画像を見つけられなかったので(まあ、ネット内で検索しただけなので・・・)今回はスケビ付属のAN/AAQ-25LANTIRNとAIM-9サイドワインダー×2、AIM−7スパロー×1という簡単な構成です。趣味的には爆弾を搭載したかったんですが。


そんな訳で完成しました。今回は実機の画像を参考に汚しを入れてあります。ただ、該当のマーキングはどうもエアショー用の特別マーキングらしく、機体の汚れがあまり無い様だったので完全再現とは行きませんが(それを再現する腕も無いのですが)それっぽくなる様に塗装を施しています。やはりF−14はかっくいいですね!そうそう、マガジンキットの不便な点は製作中いちいち雑誌3冊も置いておかないといけない事ですね。次回何かやる時は取説は一枚の紙に纏まる形になってると良いですね。
2015/8/12完成
メ−カー:ファインモールド:モデルグラフィック誌付属マガジンキット
スケール:1/72
全長27p

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