アイザック(袖付き)



「機動戦士 ガンダムユニコーン」より、アイザック袖付き仕様です。さて、ユニコーンの登場MSも色々と出揃ってますが3話冒頭に出てきましたこのアイザック、ギラ・ドーガとかと同じく「カトキハジメ・メカニカルアーカイブス」にて登場する事を事前に知ってまして、どんな感じで出てくるのか楽しみだったんですが、2話の終盤にちらっとパラオを警戒しているアイザックが居て、これで終いかと思いきや3話では堂々アップでの出演となっていました。原作だと漂流物に偽装して侵入するロトを「あれ、なんか動いてね?」と察知するという早期警戒機らしい話が有ったんですが尺の都合で出演のみ、となってしまいました。さらにガエル・チャンが搭乗する話も削られてしまい、(スタッフのコメンタリーを聞くと苦渋の決断だったそうですが)残念な所です。そんなアイザックですが個人的にはこういう早期警戒機系のカスタム機は割りと好きな分野ですし、HGUCのキットも有る事ですし是非とも作ってやろうと、今回の製作となりました。
さて、キットの方ですが発売自体は96番と最近ですが基となったハイザックが出たのは何と2000年(!)と結構前のキットですので現在のHGUCと比べると若干不親切な構成となってます。しかし、プロポーションは良好な方なので細かい部分の追加や修正がメインとなります。
〇脚部:スネ部分外側にあるバーニアが一体成型なのでくり抜いて市販パーツのバーニアを入れます。下側は見えないのでそのまま(笑) ヒザ関節にパイプを、前側はテレビとゲームを繋ぐAVケーブルが丁度良い直径だったんで等間隔に切れ目を入れて使っています。後ろ側は設定通りの形状に作り起しています。全体的にもうちょっと足長感が欲しかったので太腿で1mm延長しています。
〇胴体:腰部分はそのままで、胸部にあるダクト、センサーは作り起して修正しています。お腹周りのパイプも前述のAVケーブルを使用しています。バックパックのバーニアも市販パーツに交換しています。
〇頭部:最初仮組してみた時やたらと頭がでかく感じたんですがどうやら付き位置が前過ぎるのが原因の様です。他にも口両側にあるフィンも大きめなので口の形状修正がてら小さい物を作り付け替えています。あとは頭部の付き位置を若干後にズラして固定、後はモノアイの発光ギミックを入れています。ホントは頭が回らない分元々有るモノアイが回転する構造を生かして動く様にしたかったんですが・・・巧くいきませんでした。額アンテナのセンサーはくり抜いて透明パーツを入れています。
〇腕部:地味に手間が掛かった部分でした。肩装甲まではキットのままですが肩から腕に繋がるパイプは前述のAVケーブルで、下腕は設定通りの形状に直してますが、時間が掛かりました。袖部分は作り起しですがちょっと大きかったですね・・・マシンガンはそのままでシールドは連邦マークを削っています。


そんな訳で完成しました。基がZZガンダムの青の部隊用なもんで仮組だけだと青過ぎてアレなんですがこの連邦軍払い下げカラーは渋くて良いですねぇ

2011/5/25完成
スケ−ル:1/144:HGUCシリーズ
メ−カー:バンダイ
サイズ:全高15cm(アンテナ含む)

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