ドーベンウルフ(ZZ版)

「機動戦士 ガンダムZZ」より、ドーベンウルフです。さて、UCの動画本編ではなく、漫画版での登場となった袖付きのドーベンウルフ。EP7に登場が確定してる訳ではなかった様ですがとりあえずのHGUC発売となりました。私個人としては青系統の配色の袖付き仕様も悪くはなかったのですが、まず!そう、とにかくまずはZZガンダム本放送時作ったドーベンのリベンジをやりたかったんですよ!当時、ドーベンはとりあえず自分好みの改造(設定とここが違う!とかもっと肩はデカイ!とか:笑)を施して「切り刻んでどうにも出来なくなって放置」と言った模型に少し慣れてきた人が陥りやすい状況にならずに完成させる事が出来始めた頃のアイテムでした。当時のキットは今の眼でみればそれはもうヒドイもんでしたが太過ぎる足を削り、再現されなかったギミックを追加(インコムと隠し腕)したり、ビームランチャーを大型化したり(縮めなくなったけど)肩に狼とか漢字で入れたりとまあ存分にやり込んだ思い出があるMSではあります。しかし、当時唯一設定通りの配色にせず成型色に依った緑色にしてしまったのが悔しいポイントでした。設定資料を見てない訳じゃなかったハズなのになぁと完成して少し経つと猛烈にそういう所ばっかり気になり始めるんですよねぇ・・・そんな訳でそれから20年以上も経ってようやくリベンジの機会が訪れた訳ですよ。キットの内容を見ると後々ZZ版として出せる様な物になってましたが、ドライセンの様に待てども待てどもって事になりそうな気もするし、まあ、EP7にちろっとでも袖付きが出ればそれからやっても遅くないし、って事でまずはZZ版からの製作としました。いや、結構どっちにしようか迷ったんだけどもね。
キットの内容はほぼ文句の無い物でした。まあアレやコレやと色々付いてるMSなんで全部の再現は無理だったのはしょうがないとしても隠しランチャー位は出来そうな気もしたんですが・・・残念ですねぇまあ、とりあえずZZ版の再現として必要な工程を踏んでいきます。まずは胸部、腕部の紋章を削り落とします。次にヒザ裏にある動力パイプを再現。モモ装甲にあるビームサーベル収納部付近のモールドを削除。ついでにビームサーベルを収納可能にしています。どうも裏側に出てるのはサーベルの頭ではなく収納用パーツの模様。そのままの長さだとここの装甲を貫通する事が出来ないみたいです。なので反対側にはサーベルを固定出来るパーツを設置し、設定通り脱着を再現しています。次にに胸にあるネオジオンマークをプラ板から切り出して装着しています。左右対称にするのが中々大変でした。次に肩の長さが足りないと感じたので2o延長。外肩内部の蓋を取り肩間接とバーニアから出てるパイプを再現。内肩から出てるパイプ(これはどこに繋がってるのだろう?肩バーニアかな?)を追加してZZ版としています。しかし、バインダーの先端に武装があるとは知らなかったですねぇ後はモノアイに発光ギミックを入れてあります。メガ・ランチャーは内部のストッパーを削る事でバレル部分を、ビームライフルのコネクターガードの長さをそれぞれ長く出す事が可能です。

そんな訳で完成しました。しかしまあ昔からZZガンダムの頃のMSは恐竜的進化の果てとも言われてますが一年戦争のMSの後に作ると実感しますね。劇中でも使わなかった武装がてんこ盛りだったり全体を構成するユニットの数が何倍にもなっていたり。とりあえずは昔の思いに決着をつける事は出来ましたかね。


2013/10/2完成
HGUCシリーズ(160)
メ−カー:バンダイ
全高20p/頭丁高15p

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