クロスボーン・ガンダム X2

「機動戦士 クロスボーン・ガンダム」よりクロスボーン・ガンダムX2です。さて、X1が発売されて随分と経ちましたが何故か今頃になってX2が発売となりました。いえ、もちろん歓迎される出来事だったんですが、いかんせんあまりにも遅すぎたという感じは否めません。しかもプレバン扱いともなると「そいやまだX2買ってないなぁそろそろ買うか」ってな感じで何時でも手に入るという訳ではないのが悔やまれる事です。で、肝心のX2ですが、私自身原作の漫画はとても好きです。ガンダム作品と言うよりは長谷川テイストが強すぎる気もしますが何故この作品がアニメ化されないんだ!と長い事憤ってきた位にはファンです。作中のアレやコレやと動いているのを見てみたいのはファンなら望む所ではありましょう。特にこのX2、キンケドゥことシーブック駆るX1とほぼ同型、クロスボーン・バンガード時代の「黒の部隊」を模したと思われる配色と、わざわざショットランサーを用意するなどザビーネが乗るにはあまりにもキャラクター性がマッチし過ぎていてX1よりかは好きな位でした。でもあのザビーネの中盤以降の変貌ぶりはちょっとなぁ・・・とか思いますが(笑)しかし、X1キット化の後直ぐに出るだろうと(実質ショットランサー付属と頭部のアンテナが違うだけだし)待っていましたが中々出ず・・・X1もX2が出たら一緒に仕上げようと待機状態でしたがいつの間にか間接とか重機動メカに使われていて本体は無くなってる始末・・・キット自体は買いなおせば済む事ですがデカールがまず手に入らないんで、もう並べる事も不可能に近いってゆう・・・まあ、とりあえずは今回の発売は素直に喜んで作る事にします。
さて、キット内容ですが時代を感じますねぇ!まだ10年は経ってないハズですが、トールギスの後だとこの「仕上げる事に体力を使う」様な内容に驚きますね。ポリキャップレスもそうですがゲートがやたら太かったり(処理が大変!)変な所にパーティングラインが入ってたり、部分的に組んでもガタつきが出る設計(つまりは要接着)だったり・・・元デザインとかサイズの所為も有るかも知れませんが今だったら絶対こんな事しねーわ!と作りながら怒ってました(笑)まあ、それ位今出てるガンプラはスゴイ、と言う事の証明でもあったりする訳ですが。何か悪口しか出てませんが仕上げには塗り分けが多かったりで苦労しますが出来としては及第点です。塗装ですがプレバン商品の割には内容は普通にVer.カトキのキットと全く同じ(モノクロの箱画や取説では無い)なので取説に有った画稿の色の感じが良かったのでそれを参考に調色しています。中々に再現が難しかった色です。ところでキットにはザビーネ家の紋章らしいデザインのマークが入ってますがこんな悪の秘密結社のマークみたいな家紋がそんなに欲しかったのか・・・?そうそう、今回はほぼそのまま仕上げていますが、毎度のカメラ発光で電池やスイッチ内臓の余波でコアファイターは胴体に固定です。いや、取り外しが効く様にしても塗料やデカールが剥げるのがオチだと思いますが。ABCマントはボロくし過ぎたかな?でも作中で予備がもう無いみたいな事言ってたのでむりくり使ってたんでしょうね。もう少し布の重みみたいな感じが強く出ればベストだったんですが模型だとこの辺が限度でしょうか。

そんな訳で完成しました。とりあえずこれだけ頑張って武装とか塗り分けて作ってみましたが手首の最悪な保持力のおかげで持ち替えが出来ません!そういやX1も保持力無かったなぁと今頃思い出しましたがここは泣く泣く手首はショットランサー一択で固定です。まあザンバスターも一応は腰に付けれる事だし・・・ポーズ付けるたびにポロポロ取れたらやってられませんので。なんだが色々と難儀なキットでした。残るはX3ですがフルクロスのキットからマント部品を取って額の「3」を付けるだけで再現可能なんでやって貰えればそれはそれで嬉しいんですけどね。


2013/7/16完成
スケ−ル:1/100:MGシリーズ使用
メ−カー:バンダイ
全高15.5p

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